木漏れ日の家
木漏れ日の家,18
敷地は団地の奥にある変形地 その場所で 目についたのが
東側の隣地に接する街の神社だった神社の脇には
多様な木々がずっとこの場所を守っているかのように育っていた。
この敷地だけがもつ魅力を最大限に生かせばもしかすると・・・
そしてこの木々を見ながらの生活を考えた時
どんなに豊かでおおらかな暮らしがあるか・・・
想像すると 楽しくて仕方なかったのを鮮明に覚えている
柔らかな境界 ゆるやかなつながり 街と家の間をデザインする。
敷地と語り 説いていく プライベートを確保しつつ 敷地を生かす
そして かつ 閉鎖的にならず 東を中庭にし玄関を全面道路の
変形セミコート型のプランとした
1階LDK東面には3間の大開口木製建具にし
神社の木々、庭の景色を取り込み 木々と一体化した空間を演出した
楽しむのと同時に住まいに必要な採光を確保をこの開口部で試みた
また この面に必要な軒の出を取り景色を切り取りかつ
内部と外部を繋ぐ役目をはたしてくれた。
~住まいについて~
四季の移ろいを感じながらの暮らしぶり そして
いつも 心穏やかな日常を過ごしていくに違いないのだろう