ONE DAY

キトキトの一日

TEXT : ASUKA OKAGAWA (入社1年目)
PHOTOGRAPHY : TATSUYA TABII

 

kitokitoの毎朝のスタートは掃除から。
窓ふきにトイレ掃除にetc…
一応担当はあるけれど、
そのとき気付いた場所にそれぞれが動く。
自然なようで、チームワークの良さを感じる。

 

 

 

「コーヒー淹れようか。」
みんなが揃った朝に淹れるコーヒーは、
毎日じゃないけれど、
いつもより少し贅沢な時間。
豆を挽く音、香り、やかんの湯気。
今朝の気分の音楽をかける。
ホッと和らぐひととき。
一日の始まり。

 

 

設計者と現場監督さんの打ち合わせ。
お互いの目線で、
こうしたい、けれど難しい、が
ぶつかり合うこともある。
こんなに小さな部分にも、こんなにも
考えて、解決しようとするのかと
初めは正直驚いた。

 

 

そんなとき、それぞれの家づくりへの、
そしてお施主様への熱い思いを
一番強く感じる。
お施主様のためにどうにかカタチにしたい
のは、設計者も現場監督さんもみんな同じ。
時間をかけてでも、解決するまで
とことん話し合う。

 

 

スケッチを書いたり、模型で説明をしたりと、
ミリ単位の話が飛び交う。
お互いのイメージを正確に
すり合わせて、共有していく。

 

 

何やら考えている様子。
図面と向かい合って
黙々と集中する時間もあれば、
ふとみんなでおしゃべりタイムが始まる。
それぞれの仕事のオンオフが、とても自然で、
お互いやる気を出し合える。

 

 

 

設計者と現場監督さんの打ち合わせが終わると、
現場監督さんは現場に出発。
現場では、職人さんとの関係性が大重要。
長い付き合いの中で築いた信頼関係があるからこそ、
たまの無理も受け入れてくれて、
それを実現してくれる腕のある職人さんが
揃っていることは、kitokitoの何よりの誇り

 

 

 

現場や打合せから事務所に戻り、
状況や出来事を報告し合う。
たわいもないことで爆笑することもあれば、
意見を素直に出し合って真剣になることもある。
一緒に過ごす時間が長いからこそ、
それぞれの良さがちょうどよく交じり合って、
足りない部分は自然と支え合っている。

 

 

忙しい日々の中でも、
自然と笑い合える心地の良い場所であること、
それはkitokitoにとっての自慢だと、
改めて実感する

 

 

– 入社1年目  岡川 より –