2018.10.14.
北欧の旅 Atアアルトスタジオ
ヘルシンキ中心地から4番トラムに揺られ向かった先は、終点駅
ムンキニエミの穏やかな入り江の景色を眺めて行き着く先は
1955年に建てられた白レンガのアトリエ
傾斜の敷地を活かしてつくられた中庭が広がるアトリエスペースには、
スツールや名作椅子 テーブルがずらり
アアルトがデザインした照明や、曲木のサンプル 模型 図面が展示されてました。
白いカンバスの中に入るとタイムレスなデザインが生まれるまでの美しいデティールの世界が広がっていました。
まずは 玄関を開けると 中庭が見えるのかと思いましたが
窓もなく 絞った玄関ホール 光は 階段上から優しい光が降り注がれてました。
そのまま 光に導かれる様に 2階に
階段を上がり切るとそこに広がる 窓からの景色
ハイサイドからの光 そこから見える庭木が揺れる風景
また 連続する梁が デザインされており リズムカルに配置されている。
階段を挟んで 製図室の反対側には、大きな空間が広がる試作室 この場所で色々なモックアップが創られたとか
今は 写真が飾られているが 昔はこの場所が それぞれの図面が張り出されていたみたいです。
一番気持ち良かったのが 階段上がって試作室まで行くアプローチ 中庭に出れる窓際
椅子が置かれて 座ると今までの開放感とは 別の絞られた空間に ホッとする位置でした。
天井高さの高低 開口部の大小が 空間に変化を与え 気持ちの良い空間を創っている事を実感した
アトリエでした。
素晴らしく気持ちの良い 体に残る体験をさせて頂きました。
明日は いよいよ 自邸 お楽しみに まだ 2日目ですが・・・
PREV : 北欧の旅 2日目 INヘルシンキ
NEXT : 北欧の旅 At アアルト自邸