京都建築旅行 Part2
こんにちは
今回もつしまが担当します京都建築旅行Part2です
ブログを更新するのに、チケットやパンフレットを見返しているのですが、
もっと予習して京都に行けば良かったな~と
行ってから色々学ぶのも勉強になるのですが、事前に情報を入れておけば見どころも分かるし、そこにいるスタッフさんに詳しいことが聞けたかもしれないですもんね…。
次の建築旅行には下調べをしてから行きますね
今日はまず、お寺から
『南禅寺』です
お寺といえば 和 と思っていたのですが、ここのお寺にはローマ水道橋に似た赤レンガの水路閣が通っているのです
かっこい~
この水路閣をくぐり石段を上っていくのですが石段のわきには小さな滝が…
石段を上った先にお寺への入り口が…
アプローチ素敵すぎですよ!?
お寺に入る前に横に小道があったので行ってみることに
坂道を登っていくと水路閣の上に出てきました
まだちゃんと水が流れていて、ほうほうこうなっているのですね
こういった雰囲気をノスタルジックというのですかね…?
では、お寺内にある南禅院へ
紅葉シーズンは色味がぱりっとしてきれいだったんでしょうが、こういった淡い色も好きですね
色が幅広く複雑に絡み合っていて幻想的な感じがします
このお庭は鎌倉時代に作庭されたもので、池の周りを歩けるようになっていました
池の向こう側から見るとこんな感じです
建物と庭のどちらかが際立っているのではなく、調和がとれているというか一緒にいる感じがします
建物の中から庭を見るだけでなく、庭越しに建物を見ることができるのもまた趣があるのですね
南禅院の他に、清涼殿でもお庭を眺めることができます
枯山水の庭園もきれいだったのですが、この日は雨が降っていたので苔が生き生きとしていてとても鮮やかでした
ゆっくり歩きながら、のんびりと庭を眺めることができ、落ち着いた気分になりました
次の建物は『聴竹居』です
今回京都に行ったのは聴竹居が見たかったからなのです!
事前にカメラ撮影の許可書を印刷し記入、当日は許可書を出して撮影許可シールを腕に貼ってもらい中に入るという徹底ぶり…。
ブログ等に撮った写真を載せるのも難しいみたいです
かなしい…。
写真集や本が出てますので、興味がある方はそちらへどうぞ~
聴竹居とは住宅なのですが、設計者が藤井厚二といって福山市出身の方なのです
大学の時に少し研究をしていて、行ってみたいな~と思っていた建物でした
この方はその土地の特徴を捉え、そこで建てる住宅でいかに快適に過ごすかを環境工学の面から研究し、実験住宅と称し自宅をいくつも建てた人なのです
聴竹居は5番目の自宅で、これまでの実験住宅の集大成と言われてます
夏の暑い京都で涼しく過ごせるよう、冷気を取り込んだり、空気を循環させる工夫があったり
高台にあるため、景色をパノラマのように切り取っていたり
昭和初期では珍しいオール電化&給湯器付きで、プールの水を水源にした水洗トイレがあったりと…。
和と洋の融合も見どころの一つで、客室の床の間が椅子に合わせて高くなっていたり、着物の女性が椅子に座りやすいように帯が背もたれに当たらないような作りになっていたりと細かくデザインされています。
ガイドさんが色々と説明してくださるのですが、見学時間が1時間しかなく、もっと色々な話を聞きたい!隅々まで見たい!とやきもきしながら次の予約の人と交代しました。
他にも書きたい事が沢山あるのですが…。
語りきれませんね!
次へ行きましょう!
続いては『桂離宮』です
広いお庭の敷地内にいくつかの茶室が点在していて、解説を聞きながら1時間かけて見て回りました
飛び石の上を歩きながらお庭を回るのですが、当時ここでお茶会を開いていた人々と同じところを歩いていると考えるとわくわくしますね
庭にたたずむ姿が良いですね~
外でもお茶ができるようになっていました
中はこんな感じです
市松模様がポップでかわいいな~
と思ったのですが、当時の人たちにはどう見えていたのですかね
気になります…。
斜め後ろからみると屋根が浮いているように見えるんです
壁がなく抜けていて向こうのお庭が見えるこの感じ
か…かっこいい!
天気も良く池に映る緑や橋がきれいでした
今回は解説を聞いたり写真を撮ったりと忙しかったのですが、次に行った時は優雅に歩いてみたいですね~
あと、桂離宮の近くにある和菓子屋中村軒さんと隆兵そばさんがおすすめですので是非!
お昼におそばを食べた後、和菓子屋さんでお茶を1杯
幸せな気持ちになれます~
今回はこの辺で…。
次回で最後になります
京都の北の方をレポートしていきます!